伝統衣装にも調和します。

平成30年秋に島根県雲南市の和歌発祥の史跡、日本初の宮の須我神社に奉納し神蔵に保管されている万葉時計が4年越しに新嘗祭に合わせ勝部宮司さまが着用され、その写真が氏子の方より送られてきましたので公開致します。

勝部宮司は島根県神社庁の副長官を務められ神歌やその演奏でも一目置かれる宮司さんで韻律や声も清々しい。存在感のある勝部宮司さんが伝統装束をまとう姿は圧巻ですので、はたして時計作品がどの様に見えるか興味が有りましたが、当初のデザインの狙い通りにまずまずの調和と思いました。ハンドメイドによるフェイスが味わいを醸しているためでしょう。作品も使用されて更に活きます。

こちらの万葉時計を須我神社さまに奉献した事由は内蔵された和歌に依ります。

 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を  

忘れ去られた1300年前の世界が名歌を介して現代に繋がり時の車輪が回り出します。

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