小嶺忠敏さまのご冥福をお祈り申し上げます

本年、1月7日にサッカーの名監督であった小嶺氏が70歳代の若さでお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りいたします。

遡ること2006年5月に当時国見高校の校長をされておられOB会より依頼された退職記念としてご夫婦の記念時計を製作した思い出が蘇ります。会場には卒業生500人以上の関係者がおられ盛大なものでした。この時初めて長崎に行きましたが機内から下に見える海辺と島嶼の美しさを今でも思い出します。小嶺氏は背丈は大きくなない印象でしたががっちりとした体格でまるでダンプのあだ名に当てはまっていました。そのごつい印象と機内からの眺める風景があまりに対照的なので良く覚えているのです。選手のために自宅の庭先に寮を建てられていたと聞きその年に信州のふじリンゴをお贈りしましたらお礼の手紙が届き繊細な達筆さに恐ろしさが浮かんできた記憶です。先生の座右の銘は「熱」でした。何ごとも打ち込むと熱が発生しますからね。

依頼された時計は「サッカーボールをモチーフにし17回の優勝回数をダイヤモンドで表して欲しい。」という事でしたので外装、文字板とも18Kで製作した手巻き機械式時計としてデザイン製作したオーダーメイドのものでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です